視察報告 青森・札幌
H18.3


視察報告:青森県六ケ所村日本原燃株式会社

 当施設は、原子力発電所で一度使った燃料をもう一度使える燃料に リサイクルする施設である。
  1. ウラン濃縮工場
     平成4年3月に操業を開始しており、操業規模は1050トンSWU/年である。天然のウランには核分裂をして大量の熱エネルギーを放出するウラン235と核分裂をしないウラン238とがある。天然の状態ではウラン235は、0.7%しか含まれていないため、ウラン濃縮工場で3〜5%に濃縮する。

  2. 低レベル放射性廃棄物埋設センター
     平成4年12月に操業を開始しており、施設規模は200リットルドラム缶300万本を受け入れることができる。原子力発電所の運転により発生する低レベル放射性廃棄物(床の洗浄水・作業服など)をセメントやプラスティックなどと混ぜてドラム缶に封入されたものを埋設する。

  3. 高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター
     平成7年4月に操業を開始しており、貯蔵容量は1440本で現在1016本の受け入れをしている。平成16年6月から増設工事に着手しており、平成21年に竣工予定である。使用済み燃料再処理にともない発生した高レベル放射性廃棄物を、溶かしたガラスと混ぜ合わせて、ステンレス製のキヤニスターに流し込み冷やして固める施設である。

  4. 使用済燃料受入貯蔵施設
     平成11年12月に操業を開始している。現在再処理工場を建設しており、竣工は平成19年5月の予定である。
     原子力発電所で使い終えた燃料には、燃え残りのウランと原子炉内 で新たに生成されたプルトニウムが含まれている。これらを再び燃料として使うために使用済み燃料から取り出すのが再処理工場の役割である。安全を確保するために、施設全般にわたり「多重防護」による さまざまな対策を講じているが、安全安心の確保のためにはたゆまぬ努力が必要であると強く感じました。


視察報告:弘前市まちなか情報センター

 弘前市は、りんごにこだわったまちづくりを推進している。中心市 街地活性化基本計画に基づき中心市街地の潤い空間の創出や賑わいの 創出のための拠点施設として、都市計画道路の整備にともなう遊休地を利用して建設したものである。

施設は、鉄骨造一部2階建て 延べ床面積が 482.22
建築工事費は 131,686,800円
オープンは 平成16年4月18日(日)

施設の特徴としては
  • 情報・交流・休息をキーワードとする施設
  • まちなかの情報拠点施設・まち歩きの拠点施設(サテライトスタジオの設置 FM青森)
  • 建物の内部と外部.が一体となった、利用者に開かれた「広場をイメージ」した施設
  • りんご色のまちをイメージする施設
  • 環境にやさしい施設(地中熱利用の冷暖房設備舗道の融雪)
として設置している。

 市民及び観光客に、各種地域情報並びに交流及び休息の場として提供されているが、中心商店街でのイベント開催時の利用者に比べ、日常的には利用者数が多くないため、人が交流する仕掛けが継続的に必要であると感じました。


視察報告:「さっぽろの水」について

  1. はじめに
     札幌市水道局は、水道水を原材料とした500mlのペットボトル
     水「さっぽろの水」を製造し、水道局主催のイベント等や、施設見学者に無料配布を行っている。

  2. ミネラルウオーター類の現況
     ペットボトル水は、農林水産省の「ミネラルウオーター類の品質表示ガイドラインの適用を受ける。
     (1)ナチュラルウオーター
     (2)ナチユラルミネラルウオーター
     (3)ミネラルウオーター
     (4)飲用水又はボトルウオーター
     の4種類があり、「さっぽろの水」はボトルウオーターに該当する

  3. 製造の目的
     札幌市の水道水源は、緑豊かな支笏洞爺国立公園にあり、冬の間に降り積もった雪が天然のダムとなって初夏まで蓄えられるなど、恵まれた環境にある。
     このことが全国的にもおいしい水と言われる理由の一つである。

  4. 採水地について
     豊平川を水源とする定山渓浄水場の処理水を使用している。

  5. 内容量と賞味期間
     イベント等での配布が主な用途であるため、500mlの持ち運びが容易なボトルとなっている。
     賞味期間は、製造委託業者における実績に基づき2年間となっている。

  6. ネーミングとラベル
     ネーミングは、職員アンケートで「さっぽろの水」とした。
     ラベルは、札幌のシンボルである時計台とクラーク像に決定した。

  7. 製造
     製造は、恵庭市の工場に委託している。
     製造本数は、平成16年度14万本、平成17年度15万本を予定している。

  8. 広報用リーフレット
     水道メーター検針時にリーフレットを配布している。
     浄水場見学や水道局のイベントで配布している。
     販売先の観光ホテル・病院などで、リーフレットを配布している。

  9. 鈴鹿の水については、今後その活用のあり方を調査・研究してまいりたいと考えていますので、皆様のご意見・ご提案をお待ちしています。

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