西部地域の都市基盤整備と土地利用、道路整備方針について
H19.9

鈴鹿川より以西の地域は、広大な優良農地がひろがっている。その中心には東名阪自動車道の鈴鹿インターチェンジがあり、今や鈴鹿市の車での玄関口としての機能を有している。
鈴鹿市の都市マスタープランでは、都市づくりの基本方針が整理されており、その内容は第5次鈴鹿市総合計画における土地利用構想から、骨格軸が設定され、都市施設やまちづくりに関わる方針を、この都市マスタープランで定めている。
都市づくりの基本構想として、1つには、地域で培われてきた貴重な文化資源の継承、主体的な社会参加など、主役となる市民が暮らしやすい環境づくりのため「人と文化を育むまちづくり、2つには、環境問題へ対応して循環型社会や自然環境を保全し、快適な生活環境を維持するため「環境と共生するまちづくり」が掲げている。

鈴鹿・亀山圏域には、国の大規模プロジェクトである、リニア中央新幹線構想がいま動き出そうとしており、山梨県の実験コースを機軸に、その停車駅の誘致にむけての動きが始まっている。
また、西部地域には、東名阪自動車道が走っており、鈴鹿インターチェンジが配置されており、さらに、第二名神高速道路が通過することが決定され、市域内へのパーキングエリア設置が決定し、ETCを使った出入りが可能となる、スマートインターチェンギが計画されている。
これらのプロジェクト事業は、西部地域のみならずこれからの鈴鹿市のまちづくりを大きく左右する重要な事業であり、西部地域の活性化に繋がるようその実現のための取り組みを図ってまいります。

次に、鈴鹿市都市マスタープランの地域別まちづくり方針によると、Fゾーンとして位置付けられている西部地域の、土地利用としての整備課題は、

  1. 広域交通利便性に恵まれているため、将来的な需要により新土地地用ゾーンとしての計画的な市街化が必要である。
  2. 日常の買い物需要に対応し、地元生産物を販売する等の商業環境づくりを進める必要がある。
  3. 営農環境の保全及び集落環境の整備・改善により、定住人口の維持を確保する必要がある。
と掲げられている。 

また、基盤整備については、

  1. 県道・市道の整備計画と合わせて、幹線ネットワークの形成を図る必要がある。
  2. 生活道路等の整備により、居住環境の向上を図る必要がある。
  3. 鈴鹿IC周辺では、広域交通利便性と開発ポテンシャルを活かして、地域振興に寄与する拠点整備が必要である。
と課題が整備されている。

さらに、その他として

  1. 自然環境の保全に留意しながら、市内の拠点地域との連携による居住環境づくりを進め、若者の流出抑制に努める必要がある。
  2. 石薬師・庄野地区を中心として、東海道、史跡、文化財のネットワーク化による歴史的文化交流を図る必要がある。
と述べられている。

これらの課題を解決するために西部地域では、鈴鹿インター周辺や鈴鹿中央線沿線などは、複合的な土地利用を図るべく工業物流系土地利用を目指した新土地需要ゾーンとして位置づけることにより、現在民間活力による開発を展開している。
道路の整備方針としては、スマートインターチェンジの設置にむけての受け皿として、既存の県道・市道の早急な整備が必要となる。現在、県道神戸長沢線の4車線化事業が進められているが、県道鈴鹿宮妻峡線や国道306号線、都市計画道路鈴鹿中央線並びに県事業の広域農道として整備されたフラワーロード、現在の市道花川東庄内線などの整備の推進に努力してまいります。
 次に、石薬師・庄野地区を中心として、史跡・文化財のネットワーク化による歴史的文化交流については、東海道沿いの歴史的街並みや佐々木信綱記念館・庄野資料館などがあり、これらの積極的な活用により歴史的文化的雰囲気のある魅力的都市空間の形成を図るために取り組みを続けてまいります。



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