平成15年7月に「観光立国行動計画」が策定され、本年1月「観光立国推進基本法」が施行されましたが、当市では、本年3月に「鈴鹿市観光振興基本計画」が策定されました。
観光振興の方向性として、歴史的資源を活用したまちづくりや地域の文化と人の学習を取り上げ、観光ルートの作成が行われている。
美しい日本の歩きたくなる道500選コースに選ばれた「花と歴史の遊歩道」である石薬師・加佐登・庄野コースには、鈴鹿市観光協会が発行している案内マップを手に、特に週末には多くの方々が歩かれるようになり、年々その数は増加しております。
このコースには、佐佐木記念館があります。
佐佐木信綱は、鈴鹿市が生んだ偉人であり・歌人として、国文学者として知られており、第1回の文化勲章受章者であります。
その著作や遺品を収蔵・展示する記念館と生家・蔵などがありますが、古い民家を資料館等として活用しているため、建物を維持することや来館者が安心して見学できるようにするため、平成16年度から耐震調査を行い、平成17年度には文化財調査会や建造物の専門家の意見をいただき、補強方法について検討がなされ、本年度は実施設計を行っている。
来年度は、「生家」の補強を内観や外観に著しい変化を避けながら、可能な限り当時の雰囲気を壊さず補強の実施が行われます。
県指定史跡の白鳥塚古墳については、日本武尊を祭神とする加佐登神社の境内地にあり、日本武尊の墓として築かれ、その魂は白鳥となって都へ飛び去ったとの伝承があります。
付近には、白鳥湖に面した約9.9haの公園鈴鹿フラワーパークがあり、整備された花壇には四季折々の花が色鮮やかに咲き、噴水や花の丘、桜の広場、野点広場や大型複合遊具などがあり、多くの方々に利用されている。
また、荒神山の喧嘩で有名な荒神山観音寺などがあり、その歴史とロマンを求めて、訪れる人も年々増加しているのが現状であります。
この白鳥塚古墳と周辺にある歴史的・文化的遺産を遊歩道として結びつけることにより、環境の整備を図り、鈴鹿市の観光資源として活用することが計画され、三重県のご支援をいただき、平成18年度から県史跡白鳥塚古墳環境整備として事業が実施されている。
白鳥塚古墳は「古事記」・「日本書紀」などに登場する日本武尊の墳墓と伝えられ、5世紀前半に築造された、帆立貝式前方後円墳であることが、確認されております。
新たに指定区域となった区域には、民有地が存在することから、地権者の協力が得られるように地元の方々のご協力をいただきながら、積極的に当該事業の推進を図り、開発から古墳や歴史環境を守っていく取り組みを進めます。